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ワールドトリガーでスパルタ英語

ワールドトリガーの英語版ペーパーバックで、英語をガッツリ勉強するブログです。対象レベルとしては、中学を卒業したぐらいの初心者レベルから、英検1級取得を目指す上級者レベルまで、幅広いニーズに対応する予定。ちなみに、筆者の英語力は次の通り。某都立進学校卒→早稲田大学商学部卒→国内メーカー勤務→TOEIC950点(2014年3月IPテスト)。ちなみに×2、英検は3級(笑)(受けてないけど、問題集見た限りでは、多分準1級は取れる)。英検1級取得に向けて、勉強中。

ワールドトリガー Chapter 1: Osamu Mikumo その13

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ワールドトリガー Chapter 1: Osamu Mikumo その13

大変長らくお待たせ致しました!!
ワールドトリガーでスパルタ英語、久しぶりの更新です!!

何度も当ブログに足を運んで下さってる方、お待たせして申し訳ございませんでした。
今回は、いよいよ、遊真が登場します!!

Weeoo weeoo
(ピーポーピーポー)
警察官:Are you sure? You're not hurt?
(君が言っている事は本当?怪我してない?)
遊真:I'm fine.
(大丈夫だよ)
警察官:But I mean you were hit by a car…
(いや、君さ、車に撥ねられたよねって事を言ってるんだけど)
遊真:I said I'm fine. Not a scratch.
(大丈夫って言ったじゃん。かすり傷一つないよ。)
Pat pat
(ポンポン)

◆ピーポーピーポー”Weeoo weeoo”
辞書やネットで調べてみましたが、特に見あたりませんでした。翻訳家の方か、レタリングの方が作ったonomatopoeia(擬音語)かも知れません。汎用的なonomatopoeiaかどうか分かる方がいらっしゃいましたら教えて下さい。
m(_ _)m
発音は恐らく「うーーーうーーー」というような感じな音じゃないかと思います。

◆「確信している」という意味の形容詞”sure”
警察官が”Are you sure?”と言ってます。日本語版は「本当に平気?」ですが、これにつられて解釈しないようにしないといけません。”sure”は平気とか大丈夫という意味ではありません。"be sure that ~"で「~ということを確信している」意味です。ここでは、that以下が省略されています。省略された部分を補うと”Are your sure that you are fine?”みたいな感じになります。場面転換の直前に遊真が「怪我していない」みたいな事を言っており、それに対し警官が「怪我してないと言ってるのは本当?我慢してない?」という状況です。

◆疑問文の作り方
警察官が”You're not hurt?”と続けます。肯定文でも、語尾を上げれば疑問文になるという例ですね。普段から瞬間英作文でトレーニングをしていないと、疑問文というのは思いのほか難しいです。そんな時には、「肯定文+語尾を上げる」で逃げるというのもコミュニケーションではありですね。

◆基本のSVC、”I'm fine.”
中学校の教科書から出てきたようなセリフwww
学校英語は役に立たないなんて言われますが、現にこうして学校英語が生の英語を理解するのに役立つので、キッチリ身につけていきましょう。

◆詳しく説明する、”I mean (that) ~”
"I'm fine."という遊真に対し、警察官が”But I mean you were hit by a car…”と質問を続けています。SVO文型で目的語がthat節(ここではthatは省略されている)という典型的な形ですね。この”I mean”は前言の補足をしたり、趣旨・意図を説明する際に頻繁に使われます。非常に使い勝手が良いので、是非マスターしましょう。

◆「~って言ったじゃん」の”I said ~”
”I said I'm fine.”もSVO文型で目的語がthat節のパターンですね。ちょっと注意したいのは、節内の動詞が現在形という事です。いわゆる、文法用語でいうところの「時制の一致」的発想をすると、節内は過去形にしないといけないと考えてしまうかも知れませんが現在形でOKです。理由は知りませんが、そのまま引用しているという感覚なんじゃないかと勝手に解釈しています。
ところで、「時制の一致」にわざわざ「いわゆる」とつけたのには理由があります。いくつかのサイトでは、「時制の一致」なんてものは存在しないという説明がされております。とても分かりやすい説明ので、私はこの考え方がもっと普及すれば良いのにと思ってます。参考まで。

英語で悩むあなたのために
http://roundsquaretriangle.web.fc2.com/text/003_02-5.html

日向清人のビジネス英語雑記帳
http://www.alc.co.jp/business/article/hinata/2007/09/post_413.html

◆ないことを強調する”Not a ~.”
”Not a scratch.”は”There is not a scratch.”の略です。近い表現に"There are not any scratchses."や”There are no scratches.”があります。Word Referenceで、イギリスのandy_westkenさんが下記の通り説明しています。

<以下、引用>

For example, if you asked me whether there were any pens in an empty stationery cupboard, I would probably answer "No, there aren't any (pens there)".

But if I wanted to emphasise the lack of pens, maybe because you didn't believe my first answer, I might then say "No, there is not a single pen!"

<引用おわり>

http://forum.wordreference.com/showthread.php?t=1742877

質問に対する回答は、まず”not any”で回答する。質問者がその回答を信用せず、再度質問してきた場合に"not a"を使って、本当にないことを強調するということらしいです。

警察官と遊真のシチュエーションも、全く同じケースですね。
解説だけで分からない箇所も、実際にマンガで使われているシーンだと非常に理解しやすいです。

◆可算名詞、”scratch”
スクラッチは、宝くじや雑誌のおまけ、ミスドのポイントカードなどでお馴染みなので分かりやすいです。ここでは「かすり傷」という意味で使われています。注目すべき点は、可算名詞ということです。日本語に可算・不可算の概念がないことに加え、受験やTOEICでも問われることが少ないので、なかなか身につきませんが、注意して読んでいくだけでも漫然と読むより記憶の定着が違いますので、少しずつ覚えていきましょう。

◆擬音語の代用、動詞”pat”
遊真が服の汚れを落とす擬音語は日本語版では「ポンポン」ですが、英語版では”Pat pat”です。これは、動詞”pat”を擬音語化しています。”pat”がどんな動作かイメージするために、ロングマンの”pat”の定義を引用します。

to lightly touch someone or something several times with your hand flat, especially to give comfort

本当は、場面が切り替わるところまでやりたかったのですが、長くなりそうなので、今回はここまでです。更新が遅くて申し訳ありませんが、更新頻度を上げられるよう頑張りますので、これからも宜しくお願いいたします。
m(_ _)m
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プロフィール

HN:
miz
性別:
非公開
自己紹介:
【学歴】
小学校:地元公立。英語は全く学習せず。
中学校:地元公立。英語は学校の勉強のみ。
高校:某都立進学校。模試で偏差値30台。
浪人:某予備校で一浪。模試で成績上位者に。
大学:早稲田大学商学部。勉強せずに卒業。
現在:国内メーカーに勤務。

【英検】
英検3級  中学の頃。[記録なし]
英検準1級 15年第3回 [一次78点、二次33点]

【TOEIC】
08年10月 630点 [記録なし]
12年09月 625点 [L285、R340]
13年03月 685点 [L325、R360]
13年06月 685点 [L305、R380]
14年03月 950点 [L460、R490]
14年12月 920点 [L470、R450]

【TOEIC SW】
15年02月 280点 [S130、W150]

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